写真左側の赤線内、本堂に隣接した境内墓地。
現在、空き区画はございません。
故人を悼み、家族との繋がりを直に確かめさせてくださる大切な場、それがお墓であり、納骨所であろうかと存じます。そしてまた、そのような場であるからこそ、一族で代々に継承し、管理してこられたのでありましょうし、それ故に墓所を守ることが、家を守り、一族を守ることと同様に大切にされてきたのでございましょう。
しかし、 近年、社会の構造の変化、家庭をとりまく状況の多様性は著しく、ご遺骨をご安置する墓所に関する心配も、社会的な関心事となりました。【管理継承を任せることができる後継者がいない】【後継予定者が都市部に居住するがゆえに故郷と縁が薄れた】と、折にふれ、そのようなご心配事を耳にしております。
そのような状況の中であれども、自分の遺骨は「身近に」「秋月に」「お寺に」「永代に」と、そんな願いをお持ちのお方もございます。一族のことに思いをはせては「故郷とのご縁」「ご先祖のご恩」を大切にしたいと、その歴史をかみしめられる方もございます。
この度、そんな皆さまの「願い」や「大切にしたい」という思いを大事にしたく、【永代供養《合葬墓》】が整いました。《永代》にわたって《当山住職が管理継承》する《合葬》の墓所でございます。少しでも、皆さまのお役に立てばと思っております。
淨覚寺本堂の再建にあたり、御要望の多かった納骨所を堂内お内陣裏に設置いたしました。
廟堂・納骨所は今は亡きひとびと、一人ひとりの人生のあゆみに出会うところであり、それぞれの生涯を生き抜かれた、ご先祖の尊い「お心」に触れる場所であります。
今回設置致しました納骨壇は、上部をアルミ製仏壇、下部はロッカー式の人口大理石を使用し、従来のものよりかなり大きめのサイズになっております。
再建なった本堂の荘厳さとあわせ、堂内というこの敬虔な雰囲気は、皆様方が心静かにご参拝できることでしょう。
また、「瑞峯閣」の名称は淨覚寺の前身(約400年前)を瑞峯山依教寺と申していましたので、その山号から命名いたしました。
【加入申し込み要項】
加入者
(1)淨覚寺門信徒の方
(2)将来、淨覚寺門信徒となられる方
(3)淨覚寺門信徒の紹介する方で、浄土真宗に帰依する方
※現在、新規加入は受け付けておりません。※